【おいしい市販の日本酒】六十餘洲 純米 山田錦 (長崎県 今里酒造)~ふじこふおすすめ~
はじめに
長崎県のお酒です。多分長崎県のお酒は初なので、期待大です。「六十餘洲」(ろくじゅうよしゅう)というお名前に魅かれて今回は購入しました。
六十餘洲 純米 山田錦 (長崎県 今里酒造)
概要
商品名:六十餘洲 純米 山田錦
特定名称:-
原材料:米、米麹
使用米:麹米:山田錦100%
精米歩合:65%
アルコール分:15度
日本酒度:-1.5
酸度:1.7
産地:長崎県 今里酒造
簡単レビュー
ちょっと甘め、フルーツというよりは砂糖を温めたような柔らかい甘さがふわっと香る感じです。六十餘洲の中では食中酒という位置づけのお酒ということで、香りすぎず、落ち着いて飲めます。「やわらかい」「ほわっと」みたいな言葉がよく合うお酒でした。
この日本酒に合う料理
香りが抑えめなので何にでも対応しますが、同じような甘めの煮つけや甘露煮なんかと合わせるとばっちりじゃないかと思います!今回合わせた、いぶりがっこのポテトサラダも、クリームチーズが入った濃厚めなお味だったのでばっちりでしたし、大葉味噌も甘めの味付けなのでよかったです。米麹系の味噌なら合いますね。麦系味噌だとちょっと喧嘩するかなと思います。
ふじこふチャートで分かりやすくおすすめ
ふじこふチャートでは、独自の感覚で日本酒をおすすめします。
縦軸では「辛い」、「甘い」
横軸では「どのタイミングで飲みたいか?」
最初の1杯
次の2杯目
あったまってきて飲む3杯目
最後に締めとして飲む4杯目
をプロットしています。
六十餘洲 純米 山田錦は「甘め」の「締めの4杯目」として飲みたいお酒です。
キャラメルっぽいような甘さを感じるお酒なので、食後の「まだもうちょっと飲みたいなぁ」というタイミングで飲んだらよいかと思っています。純米酒なので香りはそこまで香るということはないですが、最後にほっこりするにはちょうど良いお酒です。もしくは食中に冷で飲んで、最後はちょっとつけてあっためて飲む、という流れもすごく良いと思います。
さいごに
「六十餘洲」(ろくじゅうよしゅう)とは昔日本全国には60余りの国があったため、日本全国、という意味で名づけられたそうです。日本全国に飲んでもらいたい、という心いきを感じるお名前ですね。波佐見焼で有名な波佐見町にある酒蔵は国の登録有形文化財に登録されているような古くからある酒造さんのようで、ホームページで拝見すると、味のあるとても素敵な蔵でした。自粛が明けたら、波佐見に行って酒蔵を見て、波佐見焼きの酒器でこちらのお酒を飲んでみたいな、と思ったお酒でした。